ラミクタールは本当に安全?

かなりの年数続く小発作も抑えるラミクタール

てんかん発作によって、意識が消失し、階段から転落して怪我をしたり、自動車に乗って大きな事故を起こすことは決して稀なことではありません。それ以外にも痙攣を伴う小発作を起こす場合があり、小発作がかなりの年数続いている場合もあります。大きなてんかん発作を持つ人は日頃から発作に対して注意していることも多いと思われますが、小発作を長い年数経験してきた人は大きな事故にもつながらないため、あまり気にも留めないことが多いことも予想されます。しかしながら、一度、発作が出てしまえば、大きな事故に発展する可能性は少なからずありますし、長い年数の間、発作を経験してきたのなら、それを止めたいとも思うでしょう。そうした人の為に、抗てんかん薬としてのラミクタールがあります。ラミクタールの効果は、てんかん発作をもたらす脳内の異常な脳波を整え、発作が起きないようにするものです。この脳波の異常はてんかんだけでなく、しばしば、攻撃性や統合失調症の精神症状をもたらすこともあり、ラミクタールはこれらの精神病的な興奮を鎮める効果も併せ持っています。それゆえ、ラミクタールは精神科領域で活躍できる薬として注目されています。しかし、どのような良薬にも副作用があり、このラミクタールも例外ではありません。長い年数継続するてんかん発作を抑えるという優秀さもある反面、眠気が生じたり、薬疹が生じたりもします。特に、ラミクタールが体質的に合わない場合は薬疹が強く出るため、使用に当たっては主治医と相談しながら、服薬の量を調整していく必要があります。また、副作用が強いからと言って、自己判断で中断すると、薬の離脱症状で倦怠感が強く出たりもするので、減らす場合にも必ず主治医に相談するようにしましょう。