ラミクタールは本当に安全?

アルコールとラミクタール・強直発作の対処法

てんかん患者では、過度の飲食は好ましくないとされています。しかし、アルコールがてんかんに悪影響を与えるという医学的な根拠はありません。アルコールの摂取によって、てんかん発作が起こることは少なくはないですが、アルコールが直接の原因というよりも、お酒が入って薬を飲むことを忘れてしまったり、睡眠不足が原因になっている可能性もあります。
多少の飲酒は気持ちを落ち着かせる効果もありますが、大量に飲むのは脳に良くないので、飲み過ぎは控えるべきでしょう。
てんかんの症状を予防するのが抗てんかん薬で、ラミクタールなどがあります。ラミクタールを飲んだ時には、アルコールの摂取は危険です。ラミクタールとアルコールを一緒に飲んでしまうと、アルコールの分解が薬の有効成分の分解を阻害して、薬の作用が強く出てしまう危険性があります。
基本的には、どんな薬でもアルコールとの併用は危険とされているので、控えるようにしましょう。
てんかん発作のひとつに、強直発作があります。強直発作は脳全体が興奮して起こる全般発作の一種です。発作の特徴は、突然気を失う、口を固く食いしばる、呼吸が止まる、手足を伸ばした形で全身が硬直する、です。この状態が数秒~数十秒間持続することが多いです。
強直発作で怖いのは強直状態のまま激しく倒れてしまい、物にぶつかって怪我をしてしまうことです。また、料理中などの場合には火に触ってしまって火傷するなどの危険性もあります。
周囲ができる対処法としては、周囲の危険なものを避けることです。舌を噛まないように口に布を入れるなどの対処法もありますが、素人がやってもうまくいかずに逆に手を噛まれてしまう場合もあります。発作の後は朦朧状態になるので、この時にも怪我に注意してサポートしましょう。